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ワーホリで英語力は上がる?

ワーキングホリデー(通称ワーホリ)と聞いて何が思い浮かびますか?

英語圏の国で、ちょっと仕事をしながら旅をして、世界中から来た人と友達になって、新しい自分にも出会えて、英語も上達!

そんなキラキラした体験談を読んだ事がある方も多いと思います。

だけど、ワーホリで本当に英語力って上がるの?ワーホリしてる人ってどんな生活をしているの?どんな仕事があるの?と思った事はありませんか?

今回は、ワーホリで本当に英語力が上がるのか、この質問にお答えします。


【ワーホリで本当に英語力って上がるの?】

その答えは…YES&NO。

「1年間海外で過ごしました」

という人に会ったら、必ずと言って良いほど「じゃぁ、英語は流暢に話せますね」と期待しませんか?

でも実際はどうでしょう?

周りのワーホリ経験者や留学経験者の中で、どれほどの人が自信をもって「私、英語が話せます」と答えますか?

ワーホリで英語が伸びた人と伸びなかった人の違いはどこにあるでしょうか?


よく英語を身につけるのは筋トレと同じ、なんて言われますが、これはまさにその通り。

走るだけ・ウェイトトレーニングだけで理想の筋肉がつかないのと同じように、参考書だけ・リスニングだけでは本物の英語は身に付きません。

筋肉をつけそれを維持するのに定期的なトレーニングが必要なのと同じで、英語も日々使っていかないと上達も維持もできません。

それに参考書とリスニングなら、日本でも出来ますよね。

せっかくワーホリに来たのなら、ここでしかできない、ここでしか身につけられない英語に触れましょう!

それはつまり、完全英語環境で働き、常に英語でコミュニケーションを取る事!


海外にいるんだから英語環境で仕事する事になるでしょ?と思ったあなた、実はこれ、そう簡単にはいかないんです。

英語の履歴書に英語の面接…更に自分で履歴書を持って行って担当者に渡してもらうようにお願いしないといけません。

しかも、この段階でいかに自分を売り込めるかが大事!

私がホテルのフロントで働いていた時、本当にたくさんの人が履歴書を持ってフロントにやって来ました。

もちろん、希望の部署のマネージャーには履歴書を渡しますが、必ずと言って良いほど「どんな人だった?」と聞かれました。

つまり、面接に進む前に既に履歴書を渡しに来た時点で、英語力や人柄がチェックされているんです。

ハードルが高いな…という事で日本語が通じる、または英語力がさほど問われない日本食レストランや、フルーツピッキング等の仕事をする方もいらっしゃいますが、そうすると英語に触れる時間が減ってしまいます。

そうなると英語がなかなか伸びず、一緒に働く日本人とばかり遊んで、結果海外にいるのにほぼ日本語しか喋らなかった、となってしまう訳です。.


また、どんなところに住むかも大事。

今はネットで簡単に現地の日本人コミュニティを探す事が出来るので、日本人のいるシェアハウスを見つけるのも意外と簡単です。

ただそうなると、自宅で過ごす時間の全てが日本語になってしまい、英語を使う事がほとんどありません。

近くに日本人がいるとついつい頼ってしまいますよね。

でもこれ、英語力向上を阻む壁になりかねないんです。

現地の情報は現地のウェブサイトを見る・現地のコミュニティーに入って情報を得る、これが鉄則なんですが、全部日本語で説明してもらうとそういうウェブサイトを見る事すらなくなります。

英語を読むのは大変だから。難しい単語ばかりで分からないし、ニュースの英語は速くて聞き取れないし。

そんな理由で、楽な方へ楽な方へと流されてしまうと、1年海外に住んでもびっくりするほど英語が伸びずに帰国する事になります。

この場合、最初の質問の答え場残念ながら…NOですよね…

でも、完全英語環境の仕事に就くなんてむずかしいでしょ?仕事だって大変でしょ?と思いますよね。

私もそう思っていました。

そして、人生の中の貴重な1年間、大切な時間とお金を使って渡航するんだから、絶対に失敗したくないし「英語なら任せて!」と胸を張って言えるくらいの英語力を身につける!と決めていました。

そんな私がワーホリでした仕事は、現地4つ星ホテルのフロントデスク。

フロントチームはロシア・イギリス・ブラジル・南アフリカ・NZ・オーストリア・フィリピン・インドと国際色豊かなメンバーに囲まれ、もちろん日本語は一切通じません。

客室からの電話も、外線も、時には現地の会社に支払いの催促の電話を掛けたり、レストランの予約を取ったり、とにかく様々な業務を担いました。

クレーム対応ももちろん英語。これで英語が上達しない訳がありません!

英語で仕事をするのは大変ですし、正直最初の1-3ヵ月は常に英語ばかりの環境はありがたいものの、脳みそがパンクしそうでした。

(そんな私の体験談①体験談②はこちらから)

そんな大変な時期も経験しながら、英語環境の仕事を手に入れ、ワーホリ後も同じホテルからビザをスポンサーしてもらい継続して働き、今は現地生活が3.5年目に入り、同じ経験をしてもらいたいと皆さんをサポートする側に来ることが出来ました。

そしてもちろん、私は胸を張って「ワーホリで英語力が上がった!」と言えます!!

「ワーホリで英語力って上がった?」という質問に胸を張ってYES!と答えられるようになりたい方はぜひ、G&Pのプログラムに参加して下さい!


次回は、英語が伸びたワーホリさんはどんな生活をしているの?にお答えします。お楽しみに!

注1:就学は最大6ヶ月までとの規定があります。詳しくはNZ移民局ウェブサイト(Japan Working Holiday Visa)をご覧下さい。

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