Yumaさん
インターン生の一日22 Yumaさんの場合
星空が世界遺産に登録されたテカポの町、訪れる日本人も多いです。
美しいテカポ湖の畔に建つPeppers Bluewater Resortのフロントで、世界中からやって来る観光客にテキパキ対応するYumaさん。
もともと英語力もあり、フロントに配属されました。この職場での勤務もそろそろ一年が経とうとしております。日々の勤務スケジュールや、体験談を教えていただきます。
2017年の7月から南島にあるレイク・テカポという町のホテルで働いています。ポジションはレセプションです。簡単に仕事内容を紹介します。
【 一日の流れ 】
◎早番の場合
07:00 出勤・夜勤からの引継ぎ事項確認・チェックアウト
10:00 チェックアウト終了
11:00 交代で30分休憩
13:00 VIPやハネムーンゲストへの準備(メッセージカードなどをお部屋に準備する)
14:00 チェックイン開始
15:00 遅番への引継ぎ
15:30 退勤
◎遅番の場合
15:00 早番との引継ぎ
17:00 客室への確認電話(お部屋はいかかですか?お困りなことはございませんか?という確認の電話)
~ 退勤まで、チェックインと翌日の準備(団体予約・VIPの確認、宿泊カードの印刷など) ~
19:00 交代で30分休憩
23:00 夜勤との引継ぎ
23:30 退勤
*職場について
レイク・テカポ(Tekapo)という町は、星空がきれいなことで日本では特に有名のようで、日本から多くのお客様がいらっしゃいます。
そのため、レセプションでの日本語の出番は多いです。英語を除けば、日本語と中国語の使われる頻度が一番高いため、日本語と中国語を話せるスタッフは通訳として重宝がられています。
レセプションの主な仕事は、お客様のチェックインとチェックアウトです。これ自体は難しくありません。
ただお客様にお部屋の鍵を渡すだけでは味気ないので、どのスタッフもお客様と会話をしながらもてなすように努めています。
質問や要望をいただくこともあります。テカポという街について、あるいはお部屋の設備について、様々な質問をいただきます。よく聞かれる事柄については、スタッフ間で答えを共有しておきます。(ミーティングやメールの確認がとても大切です)
また、予約部門の補助もします。電話で予約を取るのはもちろん、ネット予約の確認、クレジットカードへのチャージなども必要に応じて行います。
個人的にまだまだ勉強が足りないと感じるのは、クレーム対応です。レセプションはホテルの玄関であり中枢でもあるので、基本的にあらゆる苦情はまずレセプションに来ます。ただ謝罪をして終わりという訳にはいきませんので、少しでも気持ちが安らぐように何か提案しなければなりません。毎回頭をフル回転させながら対応しています。
職場の同僚は多国籍です。ヒンディー語や中国語や日本語などよく飛びかっています。スタッフは、ワーホリビザやワークビザを利用した短期滞在者が多いように思えます。仕事の性質上、同じレセプションのメンバーだけでなく、ハウスキーパーやレストランスタッフともよくコミュニケーションを取る必要があります。
*滞在先について
会社の寮に住んでいます。テカポと、そこから40数km離れたフェアりー(Fairlie)という場所にそれぞれ寮があり、最初はフェアリーに住んでいました。半年経って空きがでたのでテカポに引っ越しましたが、テカポの寮は職場に近い分家賃が高いのが玉に瑕です。(テカポ全体として、家賃は高めです。
スタッフの中には、自分で安いフラットを探して住む人もいます。テカポはどう取り繕っても街とは呼べず、「村」に近い集落(人口約500人)です。大きな買い物をする際は、皆よく車で1時間半くらいの距離にあるティマル(Timaru)という街まで車を走らせます。私も定期的に食料品の買いだめに行きます。
テカポは小さな村なのであまり娯楽はありません。私はこういうのどかな場所が好きなので苦になりませんが、人によっては退屈に感じるでしょう。テカポに暮らす他の人たちからは、よく娯楽がなくてつまらないという話を聞きます。これからNZに来られる方は、自分の暮らす場所をよく想像しておくとよいと思います。長い期間を過ごすのであれば特に。
この体験談が少しでも皆様の参考になればと願っています。
Yumaさん、ありがとうございました。
毎日美しいテカポ湖を眺めながら仕事・生活するのは羨ましいと思いましたが、多少の不便さもあるのですね。Yumaさんのように、不便なところも含めて楽しめてしまう方にとっては最高の場所です。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
Yumaさんが参加された有給インターンシッププログラムの詳細はこちら → Gina & Partnersのニュージーランド有給インターンシップ