ニュージーランドのIT業界で働くには
Information Technologist
IT分野はニュージーランドでも注目度が高い仕事で、近年、求人が増えています。ニュージーランドのIT業界で働くには、IT分野での就業経験があることが理想的です。しかし、未経験の方でも大学やポリテクニックでITの知識をつけ、就職を狙うことは可能です。IT業界にはたくさんの業種があり、様々なレベルの方に合わせたコースが提供されています。
ニュージーランドで注目されているIT関連の仕事
IT業界には様々な業種があります。ここでは、ニュージーランドで注目度の高いIT関連のお仕事を紹介します。
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企業のITシステムなどの分析や評価を行う仕事。Bachelor of ComputingやInformation Technologyなどの取得が必要。また、1年〜4年のIT関連の職歴があることが理想的。求人の多い業種。
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Developerは、システムやアプリなどの開発を行う仕事で、Programmerは、プログラミングを行う仕事。どちらも、システムを動かす「プログラミング言語」を使用して、システムやアプリケーションを開発するエンジニア職。この2つの業種では、Bachelor of Computing・Information Technology・Software Engineeringなどの取得が必要。会社によっては、資格がなくてもIT関連の職歴やインターン経験がある場合は、雇用することもある。
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ソフトウェアの設計や開発等の業務を行う仕事。Bacher of Soft Engineering などの取得が必要。
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システムやアプリケーションソフト、情報機器などを使用している時に生じる疑問やトラブル、クレームに、電話やメールで対応して、問題解決をする仕事。Information Technology Supportなどの資格取得が必要。会社によっては、資格がなくてもIT関連の職歴やインターン経験がある場合は、雇用することもある。
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ビジネスにおける、IT企画・リソース配分の決定・各プロジェクトの方針決定や進行管理などを行う仕事。また、部下や協力会社に指示を与え、管理も行う。Bachelor of Information TechnologyやProject Managementなどの取得が必要。求人が多い業種だが、高いスキルや職歴が求められる。
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⚪︎System Administrator
コンピュータを使った業務がスムーズに行われるよう、業務システムを企画・立案、運用、改善する仕事。パソコンの不具合や疑問などの声に対応したり、ユーザーIDの管理や外部からの不正アクセスの監視をしたりするなど、幅広い業務を担当する。また、会社の情報システムの窓口として、他の企業とやりとりすることもある。Bachelor of ComputingやInformation Technologyなどの取得が必要。
⚪︎Network Administrator
コンピューターネットワークや通信網を効率的かつ安全に利用できるよう管理・運営を行う。ネットワークに関する各機器の設置のほか、システムの更新、新サービスの追加を行なったり、運用が開始されたネットワークを監視し、セキュリティーのメンテナンスやトラブルの防止・解決にも携わったりする。Bachelor of Computing・Information Technology・Networkingなどの取得が必要。
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⚪︎Security Analyst
企業のセキュリティーシステムなどの分析や評価を行う。Bachelor of Computing・Networking・Cybersecurityなどの取得が必要。通常、ネットワークもしくはシステムアドミニストレーターとしての3年〜7年の職歴が求められる。
⚪︎Security Consultant
企業に対してセキュリティサービスを提供する仕事。情報を守る職種であるため、高度情報化社会において年々その需要が拡大している。Bachelor of Computing・Networking・Cybersecurityなどの取得が必要。通常、セキュリティーアナリストやネットワークアドミニストレーターとしての3年〜7年の職歴が求められる。
ニュージーランドでIT関連の仕事に就くには?
ニュージーランドでIT関連の仕事に就くための流れは以下のようになります。コースや学校・業種によって変わってきますので、詳細はお問い合せください。
【日本で4年制大学を卒業されている方】
(Post)GraduateコースやMasterコースへの就学が可能になります。もちろん、Bachelorやその他のコースにも就学が可能です。英語力や専攻分野に応じた様々な選択肢があります。
【日本で4年制大学を卒業されていない方】
Certificate・DiplomaコースやBachelorコースへの就学が可能です。英語力や専攻分野に応じた様々な選択肢があります。
IT関連へ就職をする際には、ワークビザの取得が必要です。また、卒業されたコースによってはPost Study Work Visaの申請が可能な場合があります。