M.Y.さん 語学学校+有給インターンシップ体験談 

オークランドのLanguages InternationalのBusiness English/ Advanced conversation classで英語を学び、その後クイーンズタウンのRamada Queenstown CentralでインターンをされたM.Y.さんにお話を聞きました!

語学学校 Business English Class 最終日

語学留学について

語学学校: Languages International 
コース: Business English/ Advanced conversation class 
就学期間: 4週間 
滞在方法: 2週間 - ホームステイ/2週間 - 学生寮 
学校初⽇のクラスレベルと卒業時のクラスレベル -Advanced 

就学中のアコモデーションの感想 

ホームステイ -イギリス人のホストマザーの家に、韓国人の留学生と一緒に滞在しました。外国人の受け入れには慣れている様子で、2週間が短く感じるほど快適な滞在でした。私のNZ生活の中では唯一現地の人の実際の生活の一部になる貴重な体験となりました。 

学生寮 –個人部屋だったので、自分の時間は自由に使えました。学生寮といっても、学校と提携しているホステルのような場所で一般の人も宿泊していたので、共用キッチンで料理をしながら旅行に来ている人と会話をする機会もありました。 

就学中の1⽇・休⽇の過ごし⽅ 

私の受けていた授業は午前中と午後に1コマずつで、15時頃学校が終わるので、その後に学校の友達と出かけることが多かったです。週末は、学校の生徒向けの割引のツアーなどを利用して、Auckland から少し離れた観光地に出かけました。学校の課題など最低限の勉強はしましたが、一人で机に向かって黙々と勉強する時間を作るよりかは、学校の友達と外出して、Aucklandの街を見て回ったり、英語で会話をする時間を優先しました。 

学校の雰囲気・⼤変だったこと・嬉しかったことなどの感想 

歴史ある洋風の建物で、良い雰囲気の学校でした。担当の先生方も英語が楽しく学べるよう工夫してくださっていて、使われる教材も役に立つものがあったので、私は実際にインターンが始まって電話対応で苦戦していた時に、教わっていた先生にお願いして、リアルな電話の会話にスクリプトがついたものを送っていただきました。卒業後も快くサポートしてくれる先生のいる学校で、選んでよかったと思っています。 

同僚とQueenstownの観光ツアーに参加

インターンシップについて 

勤務エリア:Queenstown
ホテル: Ramada Queenstown Central
ポジション: Housekeeping/Reception/Groups(assistant) 
インターン期間: 10ヶ月半 

インターン開始当初、英語で苦労した部分 

NZ生活最初の一ヶ月の英語学習者という立場から、ネイティブと同等のコミュニケーション能力を求められる環境に移ったことで、英語という観点では、インターン開始当初すべてにおいて苦戦しました。その中でも特に電話対応が一番苦手でした。リスニングに関しては、日本にいる間にもある程度準備をして行ったつもりでしたが、実際のネイティブやノンネイティブのさまざまなアクセントを聞き取るのは難しく、慣れるまでにとても時間がかかりました。 

その部分は今、どのくらい改善・上達したか 

言語への慣れもありますが、業務に慣れてきて現地のことが少しずつ分かってくると、ある程度決まった質問やその回答がわかってくるので、相手の話している内容が予測、理解しやすくなり、人の助けを借りなくても対応できるようになっていきました。現在は英語で電話に出ることへの抵抗はだいぶ減り、わからないことがあっても、聞き返し方など対応の仕方のレパートリーが増えたので、電話での会話を少しコントロールできるようになった気がします。 

渡航当初と比べて英語に対する自信はどのくらい変わったか 

インターン開始当時から比べると、インターン終了時にはやっと英語で仕事ができるくらい、慣れてきたなと感じるようになりました。自信の程度は会話の内容にもよります。車の運転と同じで、路上に出てから1年目という感じなので、知っている道なら怖くなくなったという感覚に近いと思います。 

職場・チーム・同僚など、仕事環境について 

私の職場はレストランが別経営の宿泊特化のホテルで、スタッフはフロントが6人、ハウスキーピングが12人くらいの小さなチームでした。同僚はワーキングホリデービザを使って海外から来ている人が多く、経験豊富な同僚が何人もいました。スタッフの入れ替わりが多かった分、出会いもたくさんあり、フロントチームは全員が違う国籍のスタッフだったので、とてもインターナショナルな環境で働くことができ、良い経験になりました。ただし、どこの職場でも、必ずしも全員と仕事がしやすいとは限らないのは、日本の職場でも同じことだと思います。それを含めても、私はチームには恵まれて、同僚たちと仕事の後や休日に出かけたり一緒に料理をしたり、良い思い出を作ることができました。 

Tekapoでハイキング

NZで働く楽しさと⼤変なこと 

NZでということに限らないと思いますが、違う文化を持つ国で仕事をするにあたっては、その国の文化を理解する姿勢が必要です。日本との違いを知ることは面白いし、勉強になりますが、受け入れる姿勢がないと、なんで日本ではこうなのにと不満やストレスに感じることがあるかもしれません。一つ例をあげると、私は日本でもホスピタリティー業界での就業経験がありましたが、基本的にはお客様の要望は簡単に否定せずに、可能にする方法や代替案を出すようにと教育されていました。しかし、NZでは、できないことはできない、ないものはないとはっきり伝えることがスタンダードのようで、職場からもNoということを覚えたほうがいいとアドバイスをもらったことがあります。日本で働いていた時の感覚からなかなか切り替えることができず、断ることに抵抗があったのを覚えています。 

このインターンシップを通して、考え⽅・⾃分に対する⾃信・価値観など、渡航前と⾃分が 変わったなと感じる部分 

インターンシップを含めたNZでの生活全体を通してですが、人からどう見られるかをあまり気にしすぎなくなったように思います。渡航前は、常に人からどう思われるかを気にしてしまう性格でした。私の住んでいたQueenstownは様々な国の人が暮らしているので、こう見えた方がいいとかそういう基準は人それぞれだと思えたし、基本的にみんな良くも悪くも人のことをあまり気にしていない印象でした。他の人に対しての気遣いはありますが、自分が自分であることに自信がある人が多い印象だったので、初めは他人の目を気にしている自分がとても自己肯定感の低い人間に思えました。そのような環境にいると、周りとの協調性を大事にしすぎるのではなく、自分の軸や自分の意見を持って、それがたとえ他人と一致しなくても、自分は自分と思えるマインドが少し持てるようになったかもしれません。まだまだ変わり切れていないところはありますが。 

インターンを振り返っての感想 

インターンを開始して、自分の持っている英語の能力より上のレベルが求められる環境に飛び込んでしまったことに気づきました。そのため最初の数か月はかなり忍耐力が必要な毎日でしたが、自分には少し上のレベルからスタートしてよかったと思える点もあります。最初はできないことが多かった分、小さなことでもできるようになることやわかるようになることが毎日あるので、常に自分の小さな成長を感じることがモチベーションを保つ助けになりました。そして結果的には10ヶ月という短い期間で、職場の全部署の仕事を経験できたので、最終的にフロントで業務をするにあたっては、その経験がとても役に立ちました。決して毎日が楽しいというわけではありませんでしたが、英語漬けになって、自分の英語力を向上させるという目標は十分に達成できる環境に身を置くことができたと感じています。 

これまでのNZ⽣活についての感想(現地⽣活を通して感じた⽇本とNZの違いなど) 

私にとっては初めての長期海外生活でしたが、ニュージーランドは比較的生活しやすかったです。言語や文化的な面を除けば、現地での生活に慣れるまでにはあまり時間はかかりませんでした。生活面で日本との違いはもちろんありますが、今はオンラインで現地の生活をブログや動画で紹介している人も多いので、事前にある程度の情報を得ることができましたし、実際に生活してみて、自分の想像と大きくギャップがあるということもなかったです。それでもやはり、日本の生活が恋しくなることといえば、日本の値段とクオリティの日本食、お風呂で浴槽に浸かること、便利な交通機関などでした。 

Queenstownの絶景

G&Pの感想(現地サポートスタッフの対応など) 

現地企業の就職先を決めてから渡航できたという点がG&Pを選んでよかったと感じている点です。渡航前の準備もスムーズに進み、現地での生活中も特に心配なく過ごすことができました。渡航初日から、何かあった時に相談できる場所があることは気持ち的にも安心ですし、実際に相談が必要だった時も真摯に対応していただけました。生活面で注意が必要な情報なども常に共有していただけるので、私のように、初めて長期でNZに滞在する方にはぜひおすすめしたいです。 

ワーホリ・有給インターンシップをするかどうか迷っている⽅へのコメント・アドバイス 

海外生活を通してやってみたいことがあるのであれば、その気持ちがあることを大切に、ぜひ行動に移してほしいと思います。私は本格的に海外での生活を経験してみたいと思い動き始めたところ、コロナが始まってしまい、NZの国境が開いたのは30歳になる手前の時でした。いつ何が起こるかわからないので、できるときに決断してチャンスを逃さないようにしてください。有給インターンシップを使ってのNZ生活は英語力の面でも、人間的な面でも確実に自分を成長させてくれました。少し覚悟のいるプログラムかもしれませんが、挑戦する価値のある選択肢だと私は思います。同じ経験を通して英語や自身の成長を目指す方にエールを送りたいです ! 

スタッフより

10ヶ月半のインターンシップ、お疲れさまでした。

『覚悟のいるプログラム』とおっしゃる通り、大変な事や悔しい思いをした時期もあったインターン生活でしたが、諦めることなく常に最善を尽くし目標達成のために必要なステップを確実に踏んでこられましたね。

その頑張る姿をすぐ近くで見守る事が出来て本当に良かったです。

インターン修了時にはすっかりKiwiアクセントが混じったとても自然な英語を話していらっしゃったのと、クイーンズタウン最終日に空港で見れた晴れ晴れとした笑顔がとっても印象的でした。

これからの人生に、インターン生活で培った強さと成長・磨き上げた英語力が生かされます様に・・・
引き続きクイーンズタウンから応援しています。

HARUKA

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